2006.11.30

地球を壊して来たんだな

  「WWF」って聞いたことありますか?「聞いたことはあるけど・・・。ボランティアか何かの団体?」そう、私自身もその程度の認識だったんです。

  WWFは、世界最大の自然保護NGO。「救いたい!」ことの対象は、地球とその自然です。発展途上国の子ども達を援助するとか、難民生活を手助けするとか、「救いたい!」の対象を「人」とする団体とは趣旨が少し違います。その分、一般の私達には「協力しよう」という気持ちが湧きにくい活動かも知れません。

  もともと動物や自然がお好きな方は好意的かも知れませんが、私は「動物も自然も嫌いじゃないけど・・・」というタイプでした。「絶滅の危機!」「生態系が壊れている!」といったニュースを見て、「どうやらヤバいらしい」とは思っても、強く反応することはありませんでした。

  ところが、最近「めざましテレビ」の「きょうのわんこ」が可愛くてしょうがないのです。今まで人間である私と動物である「わんこ」との間で、線と言うか区別と言うか、どうしても犬を異質のものと見るような傾向が自分にありました。その区別のようなものが、どうも最近解けてきているんです。これも歳のせいなんだろうか?

  WWFジャパンのHP(http://www.wwf.or.jp/)を見ると、人間って随分と地球を壊して来たんだな、そして今も壊しているんだってことがよく分かります。人間は産まれたからには生きなきゃいけない。生きるからには豊かにならなきゃいけない。その通りです。皆そうやって生きて来たんです。でも、その影でボロボロになっている命もあるんですね。人間には見えないだけで。

  人間も、人間以外の生物や地球環境も全部含めて、お互いいたわり合って生きていくことは可能でしょうか?何もかもが円満解決できるとは思いませんが、とりあえず人間が壊し続けた分を、少しでも補修してあげないと、悲鳴を上げている地球が耐えられなくなるかも知れません。WWFは次の6つのアプローチから地球を救う活動をしています。
森林
WWFジャパン
淡水生態系
WWFジャパン
海洋
WWFジャパン
野生生物
WWFジャパン
地球温暖化
WWFジャパン
有害化学物質
WWFジャパン

  ブログやってて思うんです。見ず知らずの人に応援ポチしてもらったり、コメントもらったり。そんな人と人のつながりとか支え合いがないと、ブログ一つだって成り立ちゃしない。普段全然見えないけど、支えてもらっていることっていっぱいある。それは人だけじゃなくって、植物、動物、虫、山、海、川…。

  「めざましテレビ」インタビューで今井美樹さんがこんな趣旨のことを言われてました。「若い頃のはじけるような勢いはもうないけど、今の方がずっといろんなことを分かっているので、今の方が充実している。」世代的には今井さん近い私。動物や周りの生物にちょっとだけ優しくなったのも、今井さんと同じ理由なのかも知れません。

WWFが運営する Panda Shop
ポップアップ図鑑
文房具
セーター

  「Panda Shop」の収益は、全額WWFの活動に使われます。他にも食品、生活雑貨、アクセサリーなどなど、オリジナルグッズがたくさん!地球のために直接自分で働きかけることはできなくても、地球を救う活動をお手伝いすることはできそうです。

  いつものお買い物、ちょっと気分を変えて「Panda Shop」でしてみませんか?


2006.11.28

これならできる!募金サイト

  「募金」と聞くと、素直に協力できる方とそうでない方とに分かれるのではないでしょうか。実は、私は後者の方でした。理由の一つは、下の記事(「マラウイって国ご存知ですか?」)でも書きましたが、良いことをしようとする自分に対し、「偽善じゃないのか」と疑問を投げかける自分がいたから。もう一つは、募金した団体がしっかりした組織なのか、募金が本当に必要な所へ届けられ、有効に使われているのかの確証がないから。そんなことで、世界に救いの手を必要としている人々が大勢いる現状は知りながら、つい尻込みしてきたのです。

  でも、そんな私も40を前にして、きれい事ばかり言うのではなく、社会への責任を果たさねばならない年齢になったと自覚しています。できる範囲のことしかできませんが、その「できる範囲のこと」を見つけたい気持ちがだんだん強くなるのです。そこで、募金サイトの記事を書くことにしました。

募金サイト イーココロ!

  懸案の「信頼できる団体かどうか」という点ですが、イーココロ!に協賛しているパートナーに名の通った企業が多いことから、安心して良いと思われます。また、運営会社がサイトを立ち上げた経緯を読むと、ネット社会に着眼した趣旨は理解できます。では、イーココロ!のおすすめポイントをいくつか。

  • 会員登録後、サイト内でアクションを起こすとポイントが貯まる。(ここまでは、ポイントサイトと同じですね!)1000ポイント貯まると寄付金が発生。ただし、寄付金を負担するのはポイントを貯めた会員ではなく、パートナー企業。
  • バナーやURLをクリックするだけで募金ができる「クリック募金」。
  • 支援先NGOを自分で選ぶことができる。

  つまり、ネット利用の多い生活を送っている方なら、貯金箱に小銭を貯めたりしなくても、募金ができる仕組みとなっているのです。実際の募金実績も3ヶ月ごとに集計して掲載してありますし、各NGOの活動報告もきちんと更新されています。

  右サイドにブログパーツを設置しておきます。ご興味ある方は、是非一度イーココロ!のサイトを訪問してみて下さい。


2006.11.28

マラウイって国ご存知ですか?

  マドンナがアフリカの子どもを養子にするという報道、ご存知の方もおられると思います。先週でしたか、たまたま見ていたニュース番組で「なぜマドンナがそんな行動をとったのか?」を取り上げているコーナーがありました。アフリカのマラウイを訪れるマドンナ。その姿を偽善だ、売名行為だと批判するマスコミも多いようですが、アメリカでは養子縁組は一般的に行われていること。子煩悩なマドンナが自分に何かできることはないかと考えた末、自然にとった行動ではないか。私にはそう見えました。

  アフリカの国って、馴染みがない方が多いと思います。私自身もどこにどんな国があるのか、さっぱり分かりません。当然ながら、マラウイについても知りませんでした。マラウイの映像は、いかにも発展途上国そのもの、貧乏で文明のない人々の暮らしを映し出していましたが、その時のナレーションに引っかかりました。

「マラウイの孤児数は100万人と言われています。」

  「えっ?なんでそんなに孤児が多いん?」と不思議でした。答えはなんだと思います?実は、その子たちのほとんどが親をエイズで亡くしているのです。大人の半数がエイズで死亡しているという村では、ご近所さんが自分の子どもと一緒に孤児を育てるというケースもありましたが、子ども達のほとんどは暮らしていく当てがありません。

  中には、自身も感染して、いつ発症するか分からない子もいます。一方、かろうじて健康で、やがて大人へと成長していくであろう子ども達もいます。そんな子ども達を集めて、エイズの恐ろしさを熱心に教える指導員。低年齢のうちから禁欲とコンドームの必要性を教え込まなければ、大人になってからでは遅いのですね。教育の成果が実って欲しいと願わずにはいられません。

12月1日は世界エイズデー
12月1日は
世界エイズデー
http://condom.soukai.co.jp/

  誰かのために私ができること―――社会貢献やボランティアへの参加を考える時、良かれと思ってやることが、果たして本当に相手のためになっているのか?との疑問で悩みます。このブログで私がコンドームの必要性を書いた所で、マラウイの子ども達を助けることになるとは、とうてい考えられませんから。

  でも、善意ってそういうものかも知れない、と最近思うのです。こちらの善意がその通り相手に伝わらず、逆に相手に失礼な思いをさせることもあります。それも含めて善意なのだと。心からの誠意を尽くしているつもりでも、偽善だと受け止められることもあります。それも含めて善意なのだと。行動を起こす時は成果を心から祈り、起こした後は成果を期待せずに、次の行動に移る。それでいいはずです。

  エイズデーに関して私にできることは、この記事を書くこと。ほんの些細なことですが、これを読んだ方がエイズについて考えてくれるかも知れません。同じように、コンドームを販売してSTOP AIDSに貢献したいと考えるお店があっても良いでしょう。どんなことも、些細なことの積み重ねでしか成し得ないのですから。


2006.10.30

「めぐみ」 まもなく公開

  横田早紀江さんが渡米されてから約半年。ブッシュ大統領との会見も記憶に残っておりますが、それ以上にアメリカ下院公聴会で懸命に訴える早紀江さんの姿は、今でも目に焼きついています。信念を貫き通す母としての、毅然とした美しさ。言葉が通じない外国の人々の心をも強く打ったに違いありません。

  先日も核実験で世界中を騒がせた国、北朝鮮。10年前には、「日本人拉致は国家規模的事件である」とは、政府も世論も断定していませんでした。2002年の小泉前首相訪朝以来、日本世論も拉致被害者家族にいくらか同情的になったはずですが、依然として問題は解決していないのです。

  他国の人間を勝手に自国へ連れて来て軟禁し、政府陰謀のマンパワーとして使う。現代日本で暮らしている私達には、その理由すら理解に苦しみます。ただ、過去に中国で仕事をした経験から言わせていただくと、中国ですら人権教育は全くされていないに等しい。いわんや、北朝鮮をや、ではないでしょうか。

めぐみー引き裂かれた家族の30年

  横田めぐみさん拉致事件を扱った映画がアメリカで制作されたと知った日から、日本での公開を待ち望んでいました。何故今まで、日本映画が作られなかったのか歯がゆいぐらいですが、西洋人の視点で横田さんご家族の愛と絶望の30年間を描いてくれていると期待しています。

  早速、公式サイトを訪問してみました。紅い格子柄の羽織を着ためぐみちゃん。その愛らしい写真だけでキュッと胸が痛みます。そして、家族5人揃っていた頃の横田家。滋さん、早紀江さんご夫妻のお若いこと…。この幸せな家庭を壊して良い理由が一体どこにありましょう。

動画
(C)Safari media LLC 2004
  Flash Playerで動画をご覧になれます。もし、同じことが我が身に降りかかったらと想像すると、果たして横田夫妻のように信じ続けることができたでしょうか。弱い私は、野蛮な国の卑劣さに負けてしまったかも知れません。母としての愛も誇りも見失って。

  私が日本人拉致事件を我が事のように感じ始めた時、私の娘はまだ、めぐみさんが拉致された当時の年齢よりずっと小さかったのです。その娘は、今はもうその年齢をとっくに通り越してしまいました。「私達にはもう時間がないのです」と訴える早紀江さん。一日でも一分でも早く、めぐみさんの真実が明らかになって欲しいと心から祈っています。